2013年9月15日日曜日

Raspberry Pi 入門 2:C言語エディタ編

最新情報の目次はこれで、最終的に動画のような物も作れます。
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以下、昔の記事です。

前回のブログで、Rasberry Pi の準備ができたので、次はCコンパイラをテストしてみましょう。


その前に、C言語を書くためのエディタを手に入れたいと思います。
個人的に気に入っている geany というエディタソフトを入れてみようと思います。
このエディタを使うと、make fileというものを作れば1クリックでC言語をコンパイル出来るので、エラーの発見などが便利です。Windowsから移った人はviエディタよりも便利に感じると思います。

インストールはターミナルから
sudo apt-get install geany
と入力してください。




geanyはスタートメニューのプログラムという項目に入っていると思います。
起動して以下のプログラムを入力します。

#include <stdio.h>

int main(void) {
  printf(“hello world!\n”);
  return 0;
}

今回はDesktopにC_testというフォルダを作って保存しました。
では、はじめはターミナルを起動して、実行します。
.cファイルのあるディレクトリまでコマンドで移動してみましょう。

まずターミナルを起動します。
2つのコマンド
ls : 現在のディレクトリにあるファイルを見るコマンド
cd:はディレクトリを移動するためのコマンド

最初にlsと入れると Desktopフォルダと表示されるので、Desktopフォルダに移動するため、cd Desktopとコマンドを入れて移動します。
これを繰り返して保存したフォルダまで移動します。



helloworld.cを見つけたらコンパイルする以下2行のコマンドを入れます。
$ gcc helloworld.c

$ ./a.out
すると hello world! っと表示されるはずです。


このコマンドを毎回入れるのは面倒です。
そのためgeanyではmakefileを作ることで、歯車ボタン1クリックで実行することができるようになります。

makefileというファイルをgeanyで作り、helloworld.cファイルと同じフォルダに保存します。
以下のような内容を書いて上書き保存してください。

helloworld: helloworld.c
  gcc -Wall -o helloworld helloworld.c

と書いておき、一度だけターミナルでC_testフォルダに移動して「make」というコマンドを入れます。それ以降は、Geanyのビルドをして、実行をすれば動くようになります。


さらに簡単に以下のように代入すると、makefileを毎回簡単に書き換えることができます。

Target = helloword

$(Target): $(Target).c
  gcc -Wall -o $(Target) $(Target).c


Geany から実行すると、このような画面が出ます。






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