2013年9月4日水曜日

MCU Gear のプログラム:その他プログラムで気を付ける点

MCU Gear ® を使ったプログラムの説明などを書いています


MCU Gearでも使っていますが、完全に同じプログラムで同じ動き、とはいかないようです。
MCU Gearで使うときに以下のような注意点があります。


1、クロック周波数
KL25Z はLPC1768の約半分なので、通信バス等のクロックを想定している値の倍にしないといけない。


2、KL25Z は通信バスのフォーマットが8ビットなので、SPIのフォーマットを任意で設定できない。
SPI通信は8ビットを複数回組み合わせて実現します。

ちなみに、LPC1114FN28 をLPCXpreaaso で動かす場合はSPIのフォーマットが変えられるようです。

3、KL25ZのUSBシリアル通信
KL25ZではPTA0、PTA1がPCとのシリアル通信で使われるので、PCのシリアル通信を使いたい場合は、他のデバイスとの接続に使ってはいけない。

mbedで従来のライブラリを使うときの注意点
mbedのLCDモジュールは、インスタンスを生成する時に初期化信号を出しています。
MCU Gearを使うときにはまずLCDに配線をしてからインスタンスを生成して初期化する必要があります。

サンプルプログラムではインスタンスの生成をLCDM.connectModule();の後に行っています。
mbed系は呼び出したときに初期化するものもあるので注意してください。

グローバルで定義するためには初期化関数を用意する必要があります。


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