2013年9月16日月曜日

Raspberry Pi 入門 4:I2C通信をC言語で動かす

最新情報の目次はこれで、最終的に動画のような物も作れます。
Raspberry Pi Noobsで簡単リモートデスクトップ
WiringPiのセットアップ・・・C言語でGPIOを動かしてみる
Pythonのセットアップ・・・人気のPythonで動かしてみる

WebからPHPで簡単アクセス・・・PHP、Pythonで遠隔GPIO


                                        

以下、昔の記事です。

前回はC言語でLEDの点滅テストをしてみました。

※ラズベリーパイ側に I2C通信用のプルアップ抵抗が入っているため、MCU Gearを使う場合はI2Cの抵抗をMCU Gearのベースボードから半田で取り外す必要があります。しかし、ボードの回路自体を改造するとベースボードがサポート対象外になってしまうので、I2Cをバッファを介して使う方が無難かもしれません。そのためのボードも考えてみます。

まず、ラズベリーパイ単体でI2Cを動かしてみましょう。

(I2C通信はもう知ってるから、一気に飛ばしてAD変換、DA変換を知りたい方はこちらへ)


準備です。I2Cのバスが使えるようにします。
このサイトを参考にします。

ターミナルを開いて
sudo apt-get install libi2c-dev

次にカーネルにロードします。
sudo gpio load i2c

この時デフォルトでは100kbpsのI2Cなので1Mbpsなどにするときは

sudo gpio load i2c 1000とするそうです。ここでは一旦デフォルトの100kbpsにしておきます

プログラムはblink.cの適当な所に

#include <wiringPiI2C.h>

int main(void){
  int fd;
  int ID = 0x78;

  fd = wiringPiI2Csetup(ID>>1);  //1bit 動かしてみる。

  if((wiringPiI2CWrite(fd,0x13))<0){
    printf("error");
  }

  return 1;

}

ロジックアナライザに直接つなぐと図のような波形が出ます。




0x78 を 1bit 右にずらした値 (ID >> 1) が 0x3c なので問題なく動いています。
この wiringPi のC言語は~ディーノ系とよく似ているので、プログラムを流用して、実際に信号が出る部分を書き換えれば動きそうです。

次回はC++ と AD DA が使えうるMCU Gearをつなぐ準備をしてみようと思います
RSコンポーネンツさん等で市販されている Raspberry Pi がMCU Gearと接続できるのかを検証してみようと思います。

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